みなさん!
金華糖ってご存知ですか? きんかとう って読むそうですが、金華糖。
砂糖と水だけで型どったお菓子。。
金華糖を作る職人さんが都内からいなくなり6年。。
江戸時代から続く歴史が途絶えちゃう!
何とかならないか!!! →取材にきた上野経済新聞の記事
この一心だけで木型を譲り受け、昨年(平成24年)の11月に「金華糖」を作り始め何とか形になってきたので、見学にきてください!
と、いうことで、経営の勉強会でご一緒、このブログでも度々登場する「まんねん堂」さんへいざ!
砂糖と水を銅の鍋に入れて火にかける。
頃合いを見計らって、火からあげたら冷める間もなくカクハン!
またまた、頃合いを見計らって、木型へ流し込みます。
で、またまたまたまた
頃合いを見計らって、木型からはずすと・・・
あちゃーーー、、、
良く見ると、足の先が欠けてしまって、三つともお釈迦。。
水と砂糖だけ。。
ごまかしは効かない。。気温や湿度によっても水分調節や火の掛具合も微妙に変わってくるそうで、まだ試行錯誤しながらといっておりました。
が、
こんな風に、綺麗に仕上がると!!!
こうなるわけで・・・
この金華糖、なぜ絶滅の淵に立たされたのか?
と、まぁ、経営者勉強会の仲間達が集まったのでそれとなく話にもでる訳で、
1.昔ほど砂糖が貴重でなくなったこと
2.手間がかかる割には砂糖と水なので値段もさほど高くできないこと
3.現代のお菓子という競合が沢山できたこと
4.欠けやすかったりするので流通に向かないこと
現代の物流は、以前に比べるとかなり良くなったから、梱包さえしっかりすれば!
そんな、話をしながら・・・
絵付けを体験させていただきました。
まんねん堂の社長であるSUさんに指定された、
テーマに沿って「招き猫の金華糖」に絵付けをすることになりました。
皆、真剣。口数もすくない・・
隣には横浜から参加のK地兄貴!の作品↓
でも兄貴の豪快さには、本当に驚かされました。
ほとんどの皆さんが、一筆目の書き出しに困っているところ・・サクサク描き始める潔さ!
僕ちゃんは「昭和のイメージ」ということで二つ絵付けをさせてもらいました。
1つは、やっぱりお祭りで~い!
お木様(おこさま:木札)を首からさげて、鈴は帯にしちゃいました。
もう一つも、せっかくの招き猫なのでお店に飾る事にしました。
テーマは昭和です。
お店に来た時には、ぜひご覧くださいね。
今回の工房見学で思った事。。
一度は廃れたものも、熱い想いがあれば復活するということ!
熱い想いが金華糖を固めているんだなぁ~
その他の皆さんの絵付けも、個性があり「へぇ~」と思う事ばかり。
とても勉強になった一日でした。
◇芳雲のプライベート
の記事