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代表職人芳雲の木育て日記

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2012年12月5日(水)

のぼう様になりたい!

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今朝の訃報、このままで今日を閉じるのは何となく・・・

だから、本日2回目のブログを更新です。

先日、野村萬斎さん主演の「のぼうの城」を観てきました。

映画の中では20000の軍勢対500。ネットなどでみると、史実の数とは微妙に違うようですが、まぁ、それは良いとして、

どう見ても、勝ち目のない戦(いくさ)に、あえて挑んだ「成田長親氏」のお話。

あまり、詳しくあらすじを書いちゃうと、これから見る人に悪いので、
どうしてもな方は→Wikkiのぼうの城、、

と、まぁ、こんなストーリー何ですがね。

一番、印象に残ったのは、
圧倒的勢力で圧力をかけるような降伏をせまられた際に、傲慢な敵方の振る舞いに納得のいかない「成田長親」が、既に敵方に降伏を内通していたのにもかかわらず、戦を受けて立っちゃうんです。

その降伏を迫られた際の、重臣たちとの密談のシーン・・・

「嫌なものは、嫌なのじゃ!!」

浅草鳥越 名入れ木札の店 代表職人 芳雲の絆づくり-成田長親 のぼう様
※画像クリックで!「嫌なものは、嫌なのじゃ!!」さらに拡大

 民衆をひきつける成田長親(のぼう様)の仁徳による士気の高さと、地の利で緒戦勝ち続け、小田原の北条氏が落城するまで、唯一もちこたえたのですが、

何だか、圧倒的な財力で迫ってくる大企業に、必死で抵抗する中小零細企業!?のようにも感じました。

そして、野村萬斎さんが演じる「成田長親」は、

実は・・・戦っているようで、実は戦っていない!!!

自分達のことを知り、強みを活かし、その時できる事を一つ一つ行動していく!私のような零細企業が生き残っていくヒントがたくさんあると感じた映画でした。

野村萬斎さんいい味だったな~、能、狂言、ますます観たくなりました。

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