浅草鳥越
名入れ 彫刻木札専門店
代表職人芳雲の木育て日記

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2017年2月4日(土)

それ映画の話じゃなくて?!が、実際に起きてしまった、お木様(木札)の実話

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いやーーー

この話を聴いた瞬間、背筋がゾッとするほど恐怖を感じました。

実際に凹んだお木様(木札)のありさまは、物凄かったであろう衝撃の強さを十分に想像できる変わりようでありました。

鉄パイプから救ってくれたお木様(木札)
※画像クリックで「実際に見たお木様の記憶を元に合成しました」さらに拡大

映画やドラマなどで、弾丸が胸を直撃!!!

もう、ダメかと思った瞬間・・・ポケットの中に!!!警察バッチでも、ピストルの弾丸でもないのですが(笑)、

似たようなお木様の驚愕的な活躍があったのです!!!

もちろん、そのお客様からは、今回の出来事をご紹介することを快くお許し頂いたのですが、実物はお客様の所有ですので私の記憶を元に合成したものを作りました。

ご覧のように「くっきり、真ん中に丸く何かが当って凹んだ部分の文字が完全に潰れて」いた感じです。

身代わりになってくれたお木様
※画像クリックで!「実物の記憶を元に合成したイメージ」さらに拡大

・・・・・・
昨今、和風の木札ネックレスとして、普段使いのお客様にも多くご利用いただいております。

普段使いにお守り代わりのお木様
※画像クリックで!さらに拡大

自身の名入れの分身でもあり、お守り代わりに普段から身に着けていたい。こうした方が最近多くお見えになります。

その方も、そうしたお客様の中のお一方だったのですが・・・

現場監督

・・・少し前のとある日、

芳雲:「いらっしゃいませ!」

あれ?・・・

この方、確か少し前にご来店で首掛けを買って下さった監督の方だ!
前回、ご丁寧に名刺を下さったので何となく印象に残ってる。

監督:『前に作って頂いた木札が気に入ったので、毎日のように現場につけっていったんですよ。』

芳雲:「ありがとうございます!」

監督:『いや~、そしたらですね!本当に危なかったんです。これのお陰で助かりました。こんなになってしまったので新調しにきたんです。』

鉄パイプから救ってくれたお木様(木札)
※画像クリックで「実際に見たお木様を記憶を元に合成しました」さらに拡大

監督:『現場でね、、、

(危なーーーいっ!)って、声がかかった瞬間振り向いたら凄い衝撃でして。

あまりにも衝撃が凄すぎて、何が起こったのかは分からなかったのですが、後で聞いた話だと現場で移動していた鉄パイプの先が丁度、僕の所にきちゃいましてね、、、胸にドーーーンっ』

芳雲:「それにしても、この凹み方をみると凄い衝撃だったんじゃないですか?」

監督:『もちろん病院騒ぎになったんですが、病院の先生とこの木札を見ながら「これが無かったらどうなっていたことか」って話になりましてね。
動けるようになったので、新調しにきました。』

芳雲:「(汗)・・・本当の偶然かもしれませんが、お木様(木札)が役に立ったのであれば、、、
でも、あまりあってはならないことですね。」

監督:『今度は、もう少し分厚い だるま札にしようと思ってね(笑)』

改めて新調して下さっただるま札
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こうしてご来店下さったことが、嬉しいというか、よかったというか、何とお伝えしてよいやら。。

監督さんがつけていらしたのは、本黄楊札(つげ)の特大札をお求め下さっていたのですが、幅は2センチ、厚みが5ミリ。

それでも衝撃を分散する役目を果たしたのですね。
しかも、ど真ん中でしたので当り方も良かったのかもしれません。

芳雲の旅のお供をしてくれたお木様(木札)
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横にあるのは、私の旅のお供を長年にわたり務めてくれたお木様ですが、5ミリの厚みですが、しっかりと私たちを守ってくれていたのですね。

身代わりになったお木様(木札)
※画像クリ
ックで!さらに拡大

名入れの分身が身代わりとなって守ってくれた・・・

お客様から聴いたお木様(木札)の大活躍のお話でした。

・・・監督にも、スポーツ、映画、舞台、工事、作業所にそれぞれいらしゃいますが、今回のお話は「現場の監督さん」ということで、どんなお仕事だったかはご想像にお任せいたします。

さて、今日のお供は、どの木にしようかな。。

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