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2014年3月3日(月)

旧町名由来案内「旧神吉町」

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旧町名復活しないかな~と思い、願い、まずは知識の吸収からと地元台東区の旧町名を調べ始め、探し当てた、この旧町名案内シリーズ

自転車でもいいのでは?

と、思うのですが、23区で一番面積が小さい台東区。

自分の足で動き回った方が、

台東区内を走って探しています
※散策しながら走るの図!神吉町ではありません

街の音がきこえたり、路地にも気軽に入れて新たな発見があるのかもとワクワクする訳です。

こうして、ブログで紹介している訳ですが、そんな臨場感をお伝えできればと、

また一緒に台東区を探索している気分になっていただければとも思い・・・

神吉町は台東区役所の少し北側

学校や公園などの公共施設にあることが多いのですが、こうして街中の交差点にあったりと、街をくまなくみることになります。

神吉町

 台東区役所の少し北側にあります、この神吉町。

何だか、縁起の良さそうな町名ですね。22番目の紹介になります。町名由来案内板、例によって書き写してみたいと思います。

***旧町名由来案内「旧 神吉町」***

明治二年、幡随院(ばんずいいん)門前町屋から浅草神吉町に改められた。幡随院門前町屋ができた年代は明らかではないが、幡随院がこの地に移ったのが万治二年(1659)であるから、これ以降である。
明治五年、隣接する秋田の本庄藩六郷邸と武家屋敷をあわせ、町域を拡大した。明治十一年の十五区制により浅草区に属したが、その後の区境変更にともない下谷区に一部編入された。そして昭和二十二年の台東区発足とともに、神吉町となった。
町名の由来は、同じ年に下谷稲荷町ができたことなどから、神のご加護を願うとともに「吉」という縁起のいい字が付けられたと考えられる。
*******下町まちしるべ*******

 昔は浅草の一部だったんですね「神吉町」。

今は、下谷神吉町・・・はなくなって、東上野4丁目と5丁目の一部。

台東区地図内の神吉町の位置図(緑部)

神吉町位置図

おそらく、ここだけ出っ歯っていたので下谷区に編入されたのでしょう。

その後、下谷区と浅草区が合併して「台東区」ができるのですが、

現在の地図にあてはめた神吉町区域図(緑部)

神吉町区域図
それなら、神吉町のままでもよかったのでは?

縁起の良さそうな名前なのですぐに覚えられます。

22番目の紹介になりました、台東区役所の少し北側にある『神吉町』の紹介でした。

台東区を散策なさる時も、お役にたてれば幸いです。
これまでに見つけた旧町名一覧のページは↓こちらに纏めております↓↓↓

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