少々マニアックですが、コアなところで好評をいただいております、下町台東区の旧町名由来のご紹介。
神田川ってご存知ですか?
水道橋の駅から後楽園へ向かう途中だったり、
お茶の水の駅の下だったり、
旧万世橋駅舎の商業施設の下だったり
やがて、この神田川やがて隅田川に流れ入る訳ですが・・・
神田川の一番、隅田川に近い橋、直ぐにそこに広い隅田川。
これが「柳橋」です。
こうして、橋の名や公園や学校の名称に旧町名が残っていることが多いのですが、
果たして!
町名が先か、橋が先か・・・にわとりと卵はどっちが先(笑)
それでは、例によって旧町名由来案内より書き写してみたいと思います。
***旧町名由来案内「旧 浅草柳橋」***
いくつかの町が整理統合され、昭和九年(1934)に誕生した。町名の由来は、神田川の隅田川合流点近くに「柳橋」と称する橋があったのにちなんだ。
柳橋の名は、江戸中期の頃から花街として人によく知られ、橋のほとりには船宿が並んで賑わっていた。ひところは、料亭および芸者衆も多く、隆盛を誇ったものである。
「柳橋」は、元禄十一年(1698)に初めて架けられた。神田川が大川にそそぐところにあったことから、その当時は、川口出口之橋と呼ばれていたが、橋のほとりに柳が植えられていたことから、いつしか柳橋と呼ばれた。現在の橋は、昭和四年に架けられたものでローゼ形式の橋である。
*******下町まちしるべ*******
以前は、料亭や芸者さんで賑わったようです。現在、料亭は1軒。
時折、英語の案内板もあったりします。
台東区地図内の浅草芝崎町の位置図(緑部)
現在の地図にあてはめた旧浅草柳橋の区域図
橋の名前が先でしたね。
あーーーすっきり。。
◇復活願!旧町名のこと
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