めちゃくちゃ暑かった12日の日曜・・・ランニングなど運動時は、絶対的に水分補給が必須ですし長距離はなるべく早朝に済ませたいものですが、、、
ご覧の通り色白な僕ちゃん、やっちゃいまいた。ちょーーー熱く痛いです。
そして、このヨレヨレの半券が必要だった中央区の区境を外周一周ラン!
一番小さい我が台東区は10.11平方Kの区境の距離は約18.5キロ、先週の新宿区の18.23平方Kは約30キロ。
日本橋、銀座のある中央区10.18平方K(2020年時点)、一番小さい台東区と0.07平方キロ=約265×265メートルの面積しか変わらない。
移転してしまった築地市場、今頃、話題の中心地となる予定だったオリンピック選手村も中央区。
さて、区境をGPSで一筆書きをすると何キロになるでしょうか!?
先週に引き続き、お友達が一緒に並走してくれました~
スタート地点は、浅草橋の橋の西側の歩道、
ゴールは、橋の上の道を挟んだ東側(隅田川側)の歩道。
したがって、今、立っている、川の真ん中が台東区と中央区の区境でございます。
しかし、川の中心が区境なのは一部でして、場所によっては、川の対岸へ行ったり来たりもありますので、慎重に出来るだけ大きく区境をGPSでなぞってまいります!
さて、中央区10.18平方Kの区境ラン、はたして何キロ?何時に?戻ってこられるでしょうか?
肝心なスタート&ゴールの浅草橋は台東区と中央区の区境ですが、すぐに現れるのが千代田区と中央区の区境。
先日、千代田区の時に同じ道を通りましたが、重なり合う区境の中で外せない龍閑公園の裏へ通じる路地道からのーーー
路地を入ってすぐ左に龍閑公園。先日は車が停まっていましたが真っ直ぐ道!?川があった面影の橋から路地が見渡せます。
いかにも小川があったと想像できる路地を首都高速の通る昭和通りも越えて、呉服橋方面へ向けて一直線に進むのですが、
昭和通りを越えた角の小さな公園に「竜閑川埋立記念碑」を見つけました。
中央区日本橋、千代田区神田の共同工事と見受けられます。
裏には・・・
・井上龍閑という江戸幕府に関わる偉いお坊さんが川の西詰に居た
・昭和25年に埋立竣工
・汚水の流出、悪臭、ゴミ捨て、蚊や蠅の発生
・中央区と千代田区の握手あっての工事
・暗渠ではなく埋立
そして呉服橋を経て、東京駅八重洲口の真ん前を通り過ぎるのですが、千代田区の時と一緒なので少しずらして駅前を通り過ぎ
有楽町方面に進んでまります。
銀座インズの脇を新橋に向かって南下します。
数寄屋橋交差点ですが、宝くじ売り場、交番、その周辺の建物など微妙に曲がりくねっているのは御堀の痕跡であり中央区と千代田区の区境でもあるのです。
数寄屋橋の交差点を渡って、小さい公園地の横の小道を通り、コリドー街入口にある泰明小学校の裏を抜けます。
アルマーニの制服で話題になったあの小学校裏の小道です。
抜けましてコリドー街。日曜の朝9時前ですから人通りも少ない感じです。
コリドー街を過ぎまして東へ方向転換、中央通り新橋に近い博品館まできました。
西に折れてからは、区境が千代田区から港区に変わりました。
首都高速の通り区境が続いている訳ですが、お堀など水脈の上に首都高速が架けられた、と考えられます!
と、程なく前半の大ボス「浜離宮恩賜公園」に到着。
区境GPSを完成させるには不可欠な入園!
開園が9時でしたので、この時間に合わせて少し遅めの8時にスタートしたのでした。
都会の喧騒からほんの数分で憩いのオアシス、気温も2、3度は低く感じられます。
じっくり観たいところですが、今回の目的は区境GPS一筆書きなので、、、
園内のこうした突き当たりという突き当りを目指して、
鴨場なんかもあったり、知ってました?
恐らく皆さん、真ん中の池を中心にご覧になろうかと思いますが、
今回は逆に端々を丹念にみておりますので、こうして新たな発見につながったりするのでございます。
端っこから端っこへ目指して、さすがに走れませんので、ここは歩きました。
一番景色の良さそうな高台と思われる名称の入り口を発見。
「富士見山」間違いない、木札看板!!!
あぁ東京、それど東京、がんばろう東京!!!
GPSを拡大すると、良く分かりました。
庭園内は速度の遅い「緑」表示、左上の「黄・オレンジ」は、浜離宮の到着が開園より10分早かったので側道を丁寧になぞった証拠で、浜離宮南岸の外からしか見えない景色がコレ。
さて、お次は移転してしまった築地市場の跡地へ続きます。
旧正門の前を通って場外市場の入り口にきました。
ここは区境ではありませんが、築地市場跡地は工事中ですので、出来る限り大きく通れるところを探した結果がこの道。
築地市場移転後は、インバウンドで大変にぎわっていた場外市場ですが、日曜とはいえ少し寂しい気配が漂っております。
突き当りには「波除神社」
この右手が場内市場があったところで、活気に溢れボーーーっと歩いていられない場所でしたが、
これで、本島部分は概ね終了しましたので、少し北上し「中央大橋」から佃島へ渡ります。
下町情緒に彩られる3年に一度の佃のお祭り「住吉神社」の前を通りまして、
一つ目の埠頭を周回。
先程の築地市場のプラットホームを反対側から
そして、一つ目の埠頭の南端まできますと
対岸には竹芝桟橋が望まれ、港区ということになります。中央区側と港区側。
折り返して一つ目の埠頭をGPS一筆書きを想定しつつ隣の埠頭へ、その南端はオリンピックの選手村!
中には入れませんが、端の道は通れたので突き当りを承知で進んでいくと消防署がありました。
「臨港消防署」というようです。
おっと!
このまま通り抜けはできないけど、反対側には「晴海客船ターミナル」って書いてあるので、
戻ってさらに奥へ
オリンピックが有っての発着場だったのでしょうか?
人は全くみかけず船の発着もないようですが、どういう訳か都バスが往来するのを見かけました。もちろん運転手さんだけ。。。
埠頭箇所をアップしてみると、テラス沿いを走れる箇所もあれば、運河で外周を断ち切られ街中に切れみ運河の橋まで戻らされたり、
今回の南端は選手村への立入りが禁止されているため周辺にも影響が出ておりました。
この先は・・・隅田川沿いを北上してスタート地点の浅草橋へ戻るのですが、今年一番と言ってよい位の炎天下。
中央区10.18平方キロ、舐めてました。浜離宮の広さ、埠頭の切れ込みのやっかいさ、気が付けばこんな距離になってました。
しかも、最後の隅田川沿いで2キロ位、GPSが飛んでしまったので、恐らく35キロ位あったのではないでしょうか。
でもですね、何となく形になったからよしとしましょう!
あの炎天下、最後は命を守るために歩きました!
まだ痛い。
という訳で、23区で一番小さい台東区10.11平方キロのGPS一筆書きは、約19キロでしたが、3番目に小さい中央区10.18平方キロの区境をGPS一筆書きしたら35キロ弱ってことで、、、疲れたなぁ。
ちなみに、2番目に小さい区は北隣、荒川区だそうです。。。
◇鳥越・浅草周辺散策
の記事