シリーズ第8弾、いよいよ区境外周一周ランシリーズのボスキャラ区登場!?
中ボスと思われる「港区」、涼しくなったので区境GPSで一筆書きに挑みます!
レインボーブリッジ!砂浜?山の手のお洒落タウンの真ん中にも区境は走ります!
先日、スタート地点まではどう行くの?って先輩に聞かれましたので!
今回は電車です。
これまでは自転車も使いましたが、徒歩でも行ける隣接区は終了したので、この先はスタート地点の設定も重要になってきます。
さて、第1弾地元台東区、第2弾千代田区、第3弾新宿区、第4弾中央区、第5弾は墨田区、第6弾荒川区、第7弾文京区、第8弾は港区チャレンジ!
面積は現在20.37km²で東京23区の中で12番目の広さ。これまでチャレンジした中で一番大きかった新宿区が面積13位18.22km²ですが飛び地のない陸続き、走破距離は約30キロ。
経験則から台場の飛び地を考えると40キロ前後!フルマラソンじゃーーーー!は、果たしてGPS一筆書で外周一周何キロ?
スタートは新橋駅からほど近い首都高速「土橋入口」。ここは〔港区新橋〕、高速の先は〔中央区銀座8丁目〕。
高速に、そって進むと「新橋」の地名由来の『新橋の欄干』に遭遇。
すると、すぐに浜離宮にでます。
この浜離宮庭園は中央区、第4弾で庭園内ぐるっと一筆書きしました。
住所表記としては〔中央区浜離宮庭園〕を左手に眺めつつ南下、汐留駅は〔港区東新橋〕。
浜離宮のすぐ南側は竹芝桟橋。
この入り江が水上バスの駐船場になっており夜はここに停泊。
8時台でも出航前のラッキー!パチリ!!!
その先の桟橋沿いは、乗船する方しか入れませんので海岸線に沿った道を進みます。
まず最初に目指すのはレインボーブリッジ!
さすがは、東京湾入口のランドマーク、開門9時ですが既に待ちの列が!
9時、3分前でこんな待ち具合。
さて、いよいよシリーズ初のエレベーターで!
じゃーん!最初、少し足がすくみましたが、眺めの良さに圧倒されます。
この遊歩道、昔は有料だったそうですが10年位前から無料で通行できます。
南側(サウスルート)と北側(ノースルート)の2ルートあり、もちろん景色も違います。行きは北からきましたのでノースルート、戻りはサウスルートに致します。
そう渡って周って、また戻る><
渡りますと〔港区台場〕ですが、埠頭全部が港区ではなく区境があるのです!
何区かと云いますと、首都高湾岸線の先が江東区。うまく高速を越える橋を探しつつGPSの跡をつけます。
首都高速は〔港区台場〕、左の建屋ダイバーシティは〔江東区青海〕。
このまま海っぺりまで突っ切るぞ!と思いきや~
密かな3区スリーコナーの交差点、右手首都高速側が〔港区台場〕、左手が〔江東区青海〕、そして突き当りののゆりかもめから先と船の科学館は〔品川区東八潮〕。
船の科学館は品川区の飛び地なのです・・・。
あっ、品川区まだやってない。
今回は港区。右に折り返してレインボーブリッジを再び目指します!
GPS一筆書きの為に、なるべく区境ギリギリを通ろうと思いますが工事などで進入禁止もあったりで、
それでも外側!外側へ、こうして砂の上だって入れるところは走るのでございます。
あれ?
なんか、変わった形の出っ張り!?
これこそ台場!幕末に黒船を迎え撃つ砲台場に、繋げて埋立地〔港区台場〕が作られたのですね。
こうした遺構も見られるようになっておりますが、ほぼ自然のまま残されているのか?
急な石段も発見!!!
『品川第三台場跡』の名称ですが住所表記は〔港区台場〕。
GPSで丁寧になぞってレインボーブリッジを折り返します。
帰りはサウスルートへ。自転車も通れますが、乗車はできず手押し一方通行、台場側からはノースルートへ。
徒歩は、どちらでも好きなルートを通れますのでサウスルート、あ!さっきの『品川第三台場跡』。
レインボーブリッジ横の『この形』覚えておいて~!
続きまして、もう少し臨海地域を巡回しますが、この辺は〔港区港南〕。
道が広くて進んでる気がしません><
2個先の信号までって遠いぃなぁ~と、
ここで既にスタートから16キロオーバー><
ゴールできるかな?と不安がよぎります。
そして、もう一つの埠頭を越えていくのですが、
埠頭でも人の気配があるこうした遊歩道は、ランの辛い気持ちを紛らわせてくれます。
橋まで戻ってまた次の埠頭の先端では、
進む方向で見える位置が変わり、距離を忘れて景色に励まされるのでございます。
対岸は〔品川区東品川〕、こちらは〔港区港南〕、気が付けばJR品川駅のすぐ裏まできてました。
と!
公園の中を区境が通って・・・
ちょうど、このあたりだと思うんだけど
入り口から通り抜けできそうだ!
おっと「港区立東八ツ山公園」
反対側の入り口は?
「品川区立東八ツ山公園」!品川区の時にまた通るね。
そして、品川インターシティーの裏の道へ、右手インターシティー側が〔港区港南〕、左手は〔品川区北品川〕。
そうそう!これは有名話ですが「JR品川駅」の駅舎は港区にあるっていうこと!
では、どこが品川区の区境かというと!
京急品川と北品川の間、八ツ山橋踏切のあたりが港区と品川区の区境。
第一京浜を渡って、御殿山をぐるりと回るように港区境が通っております。
御殿山〔港区高輪〕を取り巻くように〔品川区北品川〕に囲まれております。
いよいよここから住宅街、通れない所も縦横無尽に区境が走っているようですので、速度を落として進んでまります。
早速でました!通れない区境はブルネイ大使館の横を通っているようです。
大使館の看板に「6-5-2」と見えますが、これは〔品川区北品川〕、右の電柱は〔港区高輪4-15〕。
この後も、しばらく道のないところを区境が通っているすが、坂が多いのなんの!
とまぁ、GPS一筆書きを意識しながら行ったりきたりしてますと!!!
「都内で一番の急坂」のポール発見
短くて良かったーーーって訳ですが、ようやく区境に戻った細い坂道、
石垣みたいだけど確かにここが区境。
昔は何があったのだろう!?ジャン!
アプリってすげぇ~豊前中津藩奥平様のお屋敷、この石垣までが『墨引き』、いわゆる江戸奉行所の支配地だったって訳!
ようやく第2京浜国道まできました。右手が〔港区高輪〕、左手は〔品川区東五反田〕。
そして第2京浜の先も、道なき所を区境が通っているようです。
左の建屋は〔品川区東五反田〕、右の建屋は〔港区白金台〕。
ここは、かなりの迂回をしないと区境どおりに進めないようです。
ここは第2京浜を下って路地へ入り頌栄女子学院の横に出てまいりました。
義母と○○の母校だったりは置いといて、次ーーーっ!
ここも一角だけ凹部の区境でありますが、昔の武家屋敷の境で江戸奉行所の管轄を示す『墨引き』と形が一致したのです。
先程の頌栄女子学院が〔港区白金台〕、その隣の一画が次の写真の左手〔品川区東五反田〕、右側が〔港区白金台〕。
この道を区境が通っておりますが、程なく建屋と建屋の間の道なき所を右に
ここが先程の『墨引き』の凸部の境。
右の煉瓦の建屋が〔港区白金台〕、左の建屋が〔品川区東五反田〕。
通れない区境は次の道まで遠回りをするのですが、高輪~白金台周辺は坂、坂、坂、、、
この崖のような土塁にも見える曰くありげな坂、現在いる旧坂がココ
この地点で江戸時代にワープしてみますと!
先程の凸凹部の先で、ぴったり『墨引き』と符合したのでございます!
ここは三田用水という水路も流れていたようです。ちょースッキリ!歴史の醍醐味ですね~
と、その他にも建屋の中を通る区境の謎が
次から次へと解明されていくのでございます。
なんでここだけ区境がボッコリ出っ張ってるんだろう。
その一画だけ明らかに、前後と様子が違う。
昔は、どうなっていたんだろう・・・
やっぱね!
でもって、左側手前の建屋は〔港区白金〕、右側の電柱とその先は〔渋谷区恵比寿〕。
地図を見ると外苑西通りを横断して向かい側に区境が抜けているようです。
おや、向かい側!?
首都高速の高架下、バス停に立っている人の後ろに明らかな違和感スペースを発見!
ビンゴ―!
左手が〔渋谷区恵比寿〕、右側の花屋さん?は〔港区白金〕。
この一画を抜けた先も、電柱には〔渋谷区恵比寿〕の表記、右の煉瓦の建物は〔港区白金〕の表示板。
通れないので、こうした時はすぐ横の道に迂回しながらGPSで痕跡をなぞります。
建屋の中はつっきれませんので、
なるべく近い道を迂回しつつ、昔は何だったんだろう?
以前は、こんな道だったのね~~~納得!
なんて見てますと25Kを越えてもまだまだ元気なのでございます。
さて、天現寺の交差点まで辿り着きましたが港区と渋谷区の区境です。画像右側の一画が〔港区南麻布〕、
写真を撮っている側と「渋谷区の看板」の左手奥側に渡った先は〔渋谷区恵比寿〕、対角線側の細長い建屋は〔渋谷区広尾〕。
外苑西通りを北上しますと程なく広尾駅の交差点名は『広尾橋』
このシリーズでも有名?になりました『暗渠』。
地下に流れが残っているのか完全埋め立てか分かりませんが、外苑西通りそってこの一部分には堀川が流れがあり、
流れに沿って区境は外苑西通りではなく小道へ入り、間もなく「オマーン・スルタン大使館」前へ。
大使館は〔渋谷区広尾〕、右側が〔港区南麻布〕と、いかにも堀川の跡らしい曲線の小路。
と、思ったら・・・急にUターンの尖がりは〔渋谷区広尾〕、それを取り巻くように周辺は〔港区西麻布〕へと町名が変わりました。
で、ぐるっと折り返した先は急坂じゃないかぁ~い><
もう30K超えた?・・・いつもの延長で気軽にスタートしたのにぃぃぃ
と、またまた通れない区境発見!って分かります!?
写真一番上の表示、右煉瓦〔港区南青山〕、そして一番下の「小さい四角のプレート:←渋谷区」
大通りの大きい看板だけでなく、裏路地などには、こうした小さい区境表示板が沢山あるのです!
で、左側のコンクリ柱は〔渋谷区東〕。
さて、首都高渋谷線、六本木通りを横断し青山学院キャンパスの裏手の道にでました。
右側が〔港区南青山〕、左側が〔渋谷区渋谷〕。
おや、もう12時54分!!!
スタートから4時間30分、ひょえーーーっっと、
表参道のすぐ横、「246(青山通り)」のココに出るのかぁ~
通ったことは何度もあるけど区境とは意識しませんでした。
道は細いけど246横断して真っ直ぐ向かいの道へ、区境は突入!
右手が〔港区北青山〕、左手〔渋谷区神宮前〕がL字で囲んでおります。
地図表の下見では、レインボーブリッジと高輪の入り組んだ地形に気が行ってしまって、うっかり見落としてた、、、
繁華街!しかも昼時だよ><
これでも前に比べたら凄く少ない人波と思いますが、令和2年9月21日、そこそこ人が出始めているのかなぁ~
でもですね、区境と人混みが一致しているのは、ほんの一瞬。
この北青山、表参道周辺も通れない区境がかなりあるので、GPS一筆書きを意識しつつ道順を選択して進みます。
あら、このお店!勉強会後の懇親会で何度か来たなぁ~、しめ鯖が美味しかった「もみぢ家」さん。
と、余韻に浸る間もなく3区区境、スリーコーナーが待ち構えております。
ここが3区の区境とか意識しないですよね~「秩父宮ラグビー場」と「神宮球場」の境でしょ!
左手が〔渋谷区神宮前〕、右手手前の秩父宮ラグビー場は〔港区北青山〕、右手先の神宮球場が〔新宿区霞ヶ丘町〕。
前の国立競技場の正式名称は「霞ヶ丘競技場」だった気がします。
東京オリンピックはあるのでしょうか?個人的には開催して欲しいです!アスリートのいつも以上の真剣勝負大好きです!
おっとっと!東京都神社庁!
この辺りは、凸凹の区境で神社庁は〔港区元赤坂〕、その両隣は〔新宿区南元町〕がでっぱっております。
元々、江戸城の周りの武家地でありましたが、何でこんなに凸凹なのか、、、
そして、次のチェックポイント!
これこそ重量級のチェックポイント『迎賓館』は〔港区元赤坂〕も正門の前は〔新宿区四谷〕。
さてさて、この先からは区境が千代田区に変わります!ってことはゴールに近くなったぞーーー
ホテルニューオオタニ、ガーデンテラス紀尾井町は〔千代田区紀尾井町〕、弁慶堀を挟んで対岸の首都高速側は〔港区元赤坂〕。
車に乗る方は、首都高速『三宅坂トンネル』の手前左手にあるお堀です。
次のチェックポイントは、山王権現日枝神社。
この鳥居は〔千代田区永田町〕、写真を撮っている歩道は〔港区赤坂〕、区境は道路の真ん中であることは少なく際までどちらかの区であることが多く見られます。
続きまして、山王様のお隣は新総理が誕生した官邸でございます。
はい、弁慶堀から、しばらく外堀通りの端っこを区境が通っておりましたが、首相官邸の前から宝くじ売り場の横の裏道へ区境は折れ進みます。
港区・・・
チェックポイント多いなぁ~~~あれ、そろそろ40K超えちゃったんじゃないのぉ~
はい、虎ノ門金毘羅宮は〔港区虎ノ門〕、道を挟んだ向かいは〔千代田区霞が関〕。
やっと正面に山手線の高架煉瓦が見えてきた~!
右手が〔港区西新橋〕、左手が〔千代田区内幸町〕
突き当りのすぐ横がスタート地点&ゴールの「土橋入口」。
アプリの終了時にしか見られない画面、右下に白い線でGPSの足跡
23区で12番目の面積20.37km²の区境を走り倒しました。
実は!!!
スタート&ゴールの「土橋入口」は〔港区新橋〕〔千代田区内幸町〕〔中央区銀座〕の3区境、スリーコーナーだったのでした~~~と、最後に気付いたのでした。
気候もよかったので案外元気に戻れました!
これで8区終了しましたがGPS一筆書きの履歴が宝物になってきた感、果たして23区揃うのかぁ~?
23区で一番小さい台東区10.11km²のGPS一筆書きは、約18.5キロ。
23区中12番目の面積の港区20.37km²の区境一筆書きは約42.22キロ、だいたいフルマラソンと一緒ーーーっ!
走破タイムは5時間35分でした。
写真撮ったり休憩したりですけど、まぁまぁかな、と新橋から電車で帰りました。
◇鳥越・浅草周辺散策
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