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2021年9月3日(金)

いつしかネットで出回ってる画像!?鳥越祭の宮入道中★激戦宮元(オレンジ)~睦鳥居前まで

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地元氏神様「鳥越神社の鳥越祭」。少し前の画像が出てきたのでシェアいたします。

鳥越の夜祭りとしても知られ、中でも一番盛り上がる御本社の宮入道中。

 

御神輿を上から観るのは「ちょいと行儀が悪い」ですが、少し前の備忘録としてお許しいただければと思います。

鳥越祭2012宮入宮元(オレンジ)

もの凄い激戦チックな鳥越二丁目宮元町会の宮入道中。果てしてこんな風に戻るのか。。。

 

次の画像は、なかなか見かけないアングルだからなのか、ネット上でよく出回っていると思います。

鳥越祭平成24年(2012) 宮入睦道中 鳥居前 

はい、鳥越祭時のフダヤドットコム店舗情報として、サイトやブログに掲載していた画像ですが、ネット時代、かなり拡散しているようです。(原本の大きめ画像もあります)

 

前置きはいいとして、一応、その前後もありますので順番にご紹介をいたします。

 

日曜の朝6時50分に鳥越神社から宮出しいたします。

2012鳥越祭 御本社神輿宮出し

神社直属の組織である睦会が宮出し、宮元町会から始まり氏子二十三ヶ町へ渡御されます。

 

大通りだけでなく細い路地も練り歩くため担ぎ棒は極短く、千貫神輿と言われる約4トンを支えるため極太。

早朝から1日かけ、いよいよクライマックス午後8時から神社への宮入道中が始まるのです。

 

先導は鳶衆。

梅雨時期の夜にしっとりと木遣り声が響き渡ります。

 

鳥越祭2012宮入宮元

平成24年(2012.6.10)は、鳥越1丁目(おかず横丁)方向からの宮入。

 

2012鳥越神社 宮入道中

三日間に渡る鳥越祭の最終章!

町会による最終の担ぎ手「宮元町会」で最高潮の盛り上がりを迎えます!!!

フラッシュや照明のない実際の明るさ。

おりゃ!おりゃ!

 

次の画像の手前、中央に宮元睦代表(黄色い襷)が馬の上に立っております。

〔馬=動物ではなく、御輿を置く鳥居の形状に似た台〕

2012鳥越祭 宮元町会宮入道中

この向きだと馬の横をすり抜けてしまいそうな方向!!!

やはり、御神輿1基分ずれてしまったのが、睦代表の位置で分かります。

鳥越祭平成24年宮元宮入道中

何度かいったりきたりしながら、収まらない年もありますが!!!

 

近年は概ね馬の位置でキッチリ終わっておりましょうか。

鳥越祭2012宮入宮元(オレンジ)

それにしても、もの凄い密集状態。果たして、お祭り再開の暁には同じような渡御が可能なのでしょうか。

 

照明やカメラの性能で明るく見えますが、実際はこんな感じの暗さ!動画でご覧ください。

 

暗夜のうす暗い中を提灯の灯りが揺れ進む様は「お化け御輿」とも呼ばれ、『鳥越の夜祭り』と云われる所以でもあるシーン。

今のカメラは性能もいいので、実際の明るさを伺いしることは難しいのかも。

 

前出の動画や、次の画像が「現場にいる人たちの感じている明るさ」に近いイメージです。

2012鳥越祭宮入道中

幻想的でもあり、睦道中は御神輿の大きさをリアルに感じるのであります。

ちなみにこの通りは「蔵前橋通り」。主要な都道でありますが、当日のこの時間は完全通行止めとなります。

一旦、鳥居前を通過の後、改めて神社へ宮入の道中を整理する奉賛会の方々。

折り返して、先頭を進む各町会の高張提灯。

鳥越祭宮入道中 先導する高張提灯

いよいよ、お祭り三日間のフィナーレ宮入道中の宮入!

鳥越祭 宮入道中 睦鳥居前

鳥居をくぐる前に、最後の化粧直しのために御神輿を一旦おろします。

鳥越祭 宮入睦道中 鳥居前三尺 平成24年(2012)

そして、来年へ向けての宮入道中が始まるのでございます!

 

あぁぁぁぁああああああ

今年のお祭りも、これでおしまい・・・

鳥越祭平成24年(2012) 宮入睦道中 鳥居前 

この画像がネット上で出回ってる画像ですね!

フダヤドットコムの鳥越祭イベントページやブログなどでも、度々使いましたからね。

 

でもですね、まだ続きがあるのです!

鳥居前での本社御神輿の差し上げ!縦画像、おりゃ、おりゃ!

鳥越祭宮入睦道中 鳥居前の差し 平成24年2012

そして、大鳥居下の太鼓橋を渡り境内へ吸い込まれるように、

 

 

一年で一番長い三日間が終わるのでございます。

鳥越祭 宮入睦道中 太鼓橋を渡る御本社神輿

この夜の打ち上げでは、当年のお祭りを振り返りつつ来年のお祭りの話が始まります。

鳥越祭 宮入道中 機動隊

何密どころじゃない世界。来年か、再来年か、さて神様はいつ御神輿に乗って町内を回ってきてくれるのでしょうか。

我々、人しだいたと思う気がしてなりません。

ただただ早期の復活を願うばかり、2012年、平成24年の宮入の様子でした。

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