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代表職人芳雲の木育て日記

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2011年10月29日(土)

七本鎗 富田酒造 酒蔵見学 いよいよ蔵の中へ

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湖彪会表敬訪問の旅→はじめに:1軒目→見付屋:2軒目→七本鎗.富田酒造

本日、2度目の更新!

先ほどの⇒冨田酒造さんの店頭から
いよいよ七本鎗さんの酒造りの本丸へいざ!

ほどなく現れたのがお酒造りには欠かせない「水」

これが七本鎗さんの仕込み水
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 造りなどにより味が左右されるのは言うまでもありませんが、その基本となるのは「米と水」。角がないまろやかな舌触りと透明感が口いっぱいにひろがり、お腹の奥底へと染み込んでいきます。

お酒の造りはよく「一麹(いち麹)二酛(にもと)三造り(さんつくり)」と、
文献などではよく見かけますが、最近は「一に蒸し、二も蒸し、三も蒸し」とお米の蒸しとその冷却がとても重要であると言われるようになったそうです。

タンクを冷やすために・・・今は更に進化
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タンクの中でも発酵して熱がますので、ここでもいかに素早く冷やすか工夫の跡がみられます。既に今は違う冷やし方も試しており新たなチャレンジが随所に見られます。

最近、日本酒のラベルに「無濾過」の3文字をよくみかけますが七本鎗さんでもやはり「無濾過」にこだわっているそうです。

この濾過は、お酒を絞った後に炭(活性炭)を混ぜて細かい滓(おり)や雑味を取るためにするそうですが、冨田さんいわく、「本当によく取れ過ぎちゃうのでやりたくないんです。」とのこと。

裏を返せば、それぞれにこだわりと自信がある証ではないかと感じます。

地元でとれる米、地元から湧き出る水、
その自信と想いをひしひしと感じる⇒七本槍さんのホームページ

想いがたくさん詰まっている。。

さて、お次は2階へあがるようですが、
江戸期に建てられそのまま使っているそうです。

この階段のなじみ方・・・何ともたまらない。。

このなじみ方がたまらない急な階段で2階へ

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おっ、2階にもありましたよ!

酒造りの神様、松尾様!

-ここにも神棚、松尾さまに違いない!-皆、色々な所に目移り

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ほらほら、物珍しさからかみんな思い思いに行動を・・・

はいはい!ちゃんと話を聴かないと、大変なことになりますぞ!

ふむふむ、、

「この床は、全て釘打ちしていないので・・・こんな風に・・・
酒米など荷物の上げ下ろしに便利なのだそうです。」

@.@

ご覧のとおり荷物の上げ下げも楽ちん

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ひょえ~!!!床がぁぁぁあああ

だからいったでしょーーー!!!!

(一同足がすくむ(笑))

そうですよね、荷物の上げ下げはさっきの急な階段の方が危ないかも。。

それにしても、いい味だしてるな~床板や天井の梁

-釘を打っていない2階の床板-天井-天井の梁

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おっと!

ひときわ綺麗な部屋があるぞ!味の決め手となる麹をつくる麹室(こうじむろ)は、最近作り変え、さらに増設したとうかがいました。

おいおい!いったいいつまで・・・

-お待ちかねの試飲だ
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いよっ!社長っ!待ってました!

お待ちかねの試飲タイム~!!!

無濾過にこだわるだけあって、しっかりとたボディーのお酒たち。

僕ちゃんは、がぶ飲みしたいので生酒ではなく火入れのお酒を自分のお土産にいただきました。

そしてそして、大好きな「手ぬぐい」も僕ちゃん好みの色使いと柄。
相方へのお土産にしました~

七本鎗お木様(おこさま:木札)

はいはい!

酔っ払い御一行様、並んで並んで~ハイ、ポーズ!

-七本鎗冨田酒造さんの前で

冨田さ~ん、お忙しいところをありがとうございました!
また必ず行きますね~!お酒もまた注文しま~す!

滋賀県長浜市木之本町:⇒七本槍さん

七本鎗の現当主である冨田さん!
前出の「夏子の酒」に出てくる草壁さんとダブるなぁ~

じっちゃんの亡き後、その後のストーリがあったとしたならば・・・
きっと!富田さんみたいに!!!

長浜虎姫道中記まだまだ続きますよ~
まとめは最後に。。

→北国街道:木之本町周辺、丸三橋本さんへ向かう道のりへ、つづく

 

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